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「ひらめき力」も、その基礎体力づくりは、日頃のたゆまぬ反復練習。260907

執筆者の写真: job goro
job goro
9月7日
読了時間: 3分

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、算数・数学の学習においてとても大切な「解き方の工夫」と「基本」の付き合い方についてお話しします。


◆ よくある図形問題と「ひらめき」の正体


よくお見かけになるタイプの図形問題がありますよね。

「四角形の1つの角の大きさを求めよ」という基本問題です。


王道の解き方はいたってシンプルです。


・基本の式:「四角形の内角の和 − 3つの内角の和 = 求めたい角」


もちろんこれで確実に答えが出ます。

地味ですが、ここがすべての土台です。


しかし、問題を見て


「あれ、2つの内角が同じだぞ?」


と気づく子がいます。


(ちなみに、後で述べますが、この「気づき」が大事!意図して「あえて探す」というより、「自然に気づける」センス!これは、日々の練習によって、鍛えられます。)


さて話を戻して。

ここから始まるのが、一種の「連想ゲーム」です。


・1. 「2つの内角が同じ……?」

・2. 「ははぁん、これって補助線を引けば二等辺三角形が作れるんじゃない?」

・3. 「やってみっか!」

・4. 「あっ!こっちの方が解くのがラクチンかも!」


感覚を掴んでいる子なら、ほんの数秒でこの解法にたどり着きます。



◆ 「必勝法」や「解法暗記」に潜む最大の危険性


ここで誤解してはいけないのが、「この解法パターンを丸暗記しろ!」という話ではないということです。


いわゆる「必勝法ずくめ」の暗記中心主義に陥るのには、実は大きなリスクがあります。


・リスク1:一気に「算数嫌い」になる

 暗記中心の学習は、単純に、「おもしろくない」のです。

 目先のテストなら乗り切れるかもしれませんし、一見「いい技(チート技)を見つけた」と安心するかもしれません。

 しかし、算数の世界にはそうした解法テクニックが無数に存在します。

 それらを一つひとつ暗記しようとすると、お子さん自身が次第に疲れ果ててしまいます。


・リスク2:初見の問題に対応できなくなる

 「暗記した技」には必ず限界がきます。

 これまでに見たことがない思考力を問われる問題に出くわしたとき、途端に手も足も出なくなってしまうのです。



◆ 大切なのは「パズル的な楽しさ」と「知的充足感」


 テクニックを覚えることよりも100倍大切なのは、


「楽しさ」をベースに体得していくこと


です。


・「そんな解き方もあるんだね」

・「見つけられるなら使ってみよう。でも、かえって遠回りかもよ?」

・「思いつかなければ、それはそれで基本通り解けばいいや」


・・・・これくらいの柔軟なスタンスで捉えるのが一番です。


 テクニックを無駄だと言うつもりはありません。

 大切なのは、「楽しさを感じているか?」という視点です。


・パズルを解くようなワクワク感

・自分だけの意外な解法を発見する楽しさ

・「解けた!」という知的充足感


これらを実感しながら進めることこそが、成長の原動力になります。



◆ 結論:やっぱり「基本が大事!」


 まるでスラムダンクのゴリ(赤木剛憲)のようですが、これはまさに金言・至言です。


 では、算数における「基本」とは何でしょうか?

 答えはとても身近にあります。


 そう、「教科書」です。


・基本の学習法:教科書やドリルレベルの基本問題を「反復練習」すること!



 これをコツコツと積み重ねることこそが、最強の「基礎体力づくり」になります。

 基礎がしっかり固まってはじめて、先ほどの「二等辺三角形を連想する力」や「外角の定理を連想する力」といった「連想力」「発想力」が、見えないうちに、スクスクと育っていくのです。


 算数・数学の力を長期的に伸ばしていきたいのであれば、こうした脳にとっても健康的で着実なレベルアップ方法を大切にするべきだと、私は考えています。



2026.9.7

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