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「数」の世界の楽しさや不思議さに、関心を持てるような言葉かけを目指す。

  • 執筆者の写真: job goro
    job goro
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前

当教室では、「最小限の授業数で、最高の学習効果を」をモットーにしています。


でも、当教室の授業だけでは子どもの算数力は伸びません。

「学ぶお子さん本人」「指導する私」「そして、一番近くで見守る保護者様」

この3つの力がひとつになって初めて、ぐんぐん芽が出ると信じています。


だからこそ、ご家庭での疑問やご相談は大歓迎!

実は今回のテーマも、ある保護者様からいただいた質問をきっかけに、私自身が「どう教えたらもっと伝わるだろう?」と考え直したことから生まれました。


かけ算の「順番」の意味とは?


小学2年生で習う「かけ算」。

「1つ分の数 × いくつ分(グループの数)」が基本ルールです。

これを逆に立式してしまうお子さんは少なくありません。

3年生、4年生でも、意外といたりするものです。


こういう私自身も、このテーマをちゃんと考えるようになったのは、恥ずかしい話ですが、教師になってからです。

「どうして逆じゃダメなんだろう?」

そこで、私自身、改めて子どもの目線に立って思考のプロセスを整理してみました。


ステップ

子どもの頭の中

ここがポイント!

① 発見

「同じようなグループがいくつかあるぞ」

まずパッと全体を見る

② 確認

「本当に全部、同じ数入ってるかな?」

足し算などで1つずつ確認する

③ 納得

「全部同じ数だ!だから、かけ算が使える!」

「1つ分の数」がベースとして確定する

そうなんです。

子どもたちは「本当に同じ数かな?」と確かめる経験を通して初めて、「1つ分の数(=被乗数)」を意識できるようになるんですね。

だからこそ、頭の整理として「1つ分の数」が先に来るのが自然な流れなのです。


どう声をかければいいのでしょうか?


私がたどり着いた仮説は、「あえて、数が揃っていない場面をたくさん経験してもらうこと」です。


「あれ? こっちは3個だけど、こっちは2個だ。これじゃあ、かけ算使えないじゃん!」

そんな引っ掛かりを授業でたくさん体験してもらう。

「本当にかけ算使っていいのかな?」と自分で確かめる癖がつくと、式の意味がストンと腑に落ちるようになります。


試行錯誤を恐れず、学校とは一味違う授業を


教師の世界には「研究授業」というものがあります。

仮説を立てて授業をし、失敗や予想外の反応も含めて振り返り、次につなげていく作業です。

塾の授業も、まったく同じであるべきだと私は思っています。

教科書の順番通りに教えるだけじゃなく、

「どうすればもっと面白く、深く理解できるか?」を疑い、試行錯誤を重ねる。

学校の枠組みだけでは足りない多様な問題を用意して補う。

それこそが、私のような個人塾の役割だと思っています。


その上で、大事にしていきたいことは。


「正解・不正解」という正否を問うことも、算数科では当然大事です。

そしてそれと同時に、「数」の世界の楽しさや不思議さを全面に出していきたい。

また、それを感じられる感覚を養うことこそ、算数の世界における「正解」により近づける有力な方法となります。


・・・ということですね。


お子さんの「分かった!」という笑顔が見たいから。

これからも保護者の皆さまと手を取り合いながら、わかりやすさを追求していきたいと思います。


これからも、さまざまなご質問やご相談、いつでもお待ちしています!


2026/8/10

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