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難問の「カギ」を見抜く、目を養おう。

  • 執筆者の写真: job goro
    job goro
  • 6月3日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月24日



昨日の算数指導で、偶然、良い問題を見つけました。

ここで紹介しましょう。

久々の、「指導風景」シリーズですね。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



問題

「たて5センチ、横6センチの長方形の紙を、たて・横の方向に並べて、全体が正方形の形になるようにします。①たての長さ・横の長さは、それぞれ、何の倍数?②出来上がった正方形の形のうち、一番小さいものは、1辺何センチ?③できた正方形のうち、小さいものから順に3つ、1辺の長さを求めていきましょう。


(引用:「学校用教科書『みんなと学ぶ小学校 算数 5年』(学校図書 2023)」

※ 問題文は、一部表現を変えております。



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いっけん、「図形の問題?」と見えてしまいますが。

なんと、この問題、じつは「公倍数」の問題です。


紙を敷き詰めた時の、タテとヨコの長さが、ピッタリ同じになればいい。

その数をさがせ!!


・・・というのが、この問題のカギです。


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さて、この問題。

「どこが良問なの?」というお話。


ま、あくまでワタシの好みなんですけどね。


それは、この問題が、

「羊の皮をかぶったオオカミ」・・・もとい、

「図形の問題の皮をかぶった、公倍数の問題」

だってこと。

うかうかしてると、見かけにダマされやすいのです。

そこが、逆に、いいと思いました。


つまり!


「見かけにダマされず、問題の本質を見抜け!」


という力を養うのに、格好だからです。

この問題自体がどうこうというより、それ以上に、そういった「目」を養うこと。

それが大事なのです。

これは、受験算数などにも通じる、大事な力です。

特別な問題集を、あえて買わなくても。

実は、いつも使ってる学校の教科書の問題で、ちゃあんとトレーニングできるのです。


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では、そういう目を育てるために。

いつも、どうやって、具体的にトレーニングすればいいのか?


結論。


◎具体的に、場合わけして、書き出す習慣

◎図や絵をえがいて、考える習慣


こういう習慣、クセをつけていくことです。


いつも宿題のドリルとかで解いている、もっとカンタンな問題でもいいのです。

「具体的に書き出す」

「図や絵に表す」

こういうトレーニングを重ねいくと、難しい問題に出くわしても、その本質に、パッと瞬間的に気づけるようになります。

つまり、「算数的センス」が磨かれていくのです。


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さあ、こうなってくると、次は・・・


「図をかくのがむずかしい」

「絵とか苦手だし・・・」

「かくのに、時間がかかっちゃう・・・」


そういう悩みが出てきますよね。


ということで、ここから先は、

「ノート指導」「ノートをまとめる力」

の問題に、なってきます。


しかし、それをここでこのまま語り続けると、長くなりますので。

また、別の機会にしましょう。

とりあえず、今日はこの辺で。


2026.6.3





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